Kimono Concept

時を継ぐ 季節に愛しさ巡らせて、絹の温もりを纏う慶び

大切に紡いだ物語の染め色は、無限の色数を重ね合わせ 寿ぎの日を彩ります

Concept

日本文化の様式には、森羅万象に「願い」と「意味」が深く根付いています。
季節に応じ自然の持つ生命力やその中に多様に移り変わる美しさ、
また吉祥文様に描かれる「よいしるし」は、幸せを祈り祝う心で婚礼衣裳を飾ってきました。
時代が変わっても、その心は伝えていきたい
それがFerice Matsuedaの想いです。

和装の世界には、人が衣をつけた時から始まった 創造の歴史が凝縮されています。
本物を受け継ぎ、門出を祝う神聖な祈りの儀式のために これからも愛心衣(まごころ)を尽くして、未来に和を繋ぎます。

色を纏うために追求を重ねた豊かで鮮やかな手描き友禅。
衣裳をさらに貴く美しく、表現する事を極め続ける手刺繍、金彩の匠の技。
おめでたい意味の吉祥文様は「幸せ」を願う 良いしるしとされ感動の祝福を生んでいます。
美術工芸品など希少な品も多く、現代に技を繋ぐ逸品と出会えるのもFerice Matsuedaの魅力のひとつです。

Designer

〜 代表作家作品 〜

◇松井 清々
◇田畑 喜八
◇藤井 寛
◇木村 雨山
◇大久保 玄才
◇宮本 宅麿

Fabric

〜 代表織物 〜

◇川島織物
◇龍村美術織物
◇千總
◇唐織

幸せを願う、愛心衣(まごころ)。

古来より、日本人は四季の移ろいを身近に感じ、
自然と深く関わってきました。
そして、人々は花鳥風月や森羅万象に
秘められた強さを文様に写し、
着物として身に纏うことで幸せへの願いを込めてきました。
花嫁が身につける婚礼衣裳には、
平安朝の公家など高貴の方々の儀礼に
用いられた吉祥文様で彩られています。

鶴亀・桃・菊・熨斗・兎は「長寿」
葡萄・瓜・唐子は「子孫繁栄」
七宝・宝船・扇は「出世」
琵琶・藤・鯉・鶴は「昇進」
鴛鴦・相生の松・貝は「夫婦円満」
薬玉・瓢箪は「健康」と、
それぞれの図柄には意味があります。
お母様とご自身の願いを込めた色や文様をお選びいただき、
その、愛心衣(まごころ)に包まれて、
晴れの日をお迎えください。